平成29年7月1日(土)「ふくしま医療機器開発支援センター」を会場に、市民や医療・介護保険事業所の職員など約300名が参加され「市民公開講座」を開催しました。
昨年に引き続き、Yves Gineste(イヴ・ジネスト)先生(仏ジネスト・マレスコッティ研究所所長)と本田美和子先生(東京医療センター総合内科医長)をお招きし、「ユマニチュード®〜優しさを伝える技術〜認知症になっても安心して暮らせる地域を目指して」と題してご講演をいただきました。
さらに第2部では、当院のユマニチュードの取組みの中で、スタンディングマシーンを活用した認知症の人の立位保持を確保した事例3題を介護福祉士が発表し、本田先生よりご助言を頂きました。「立つ」ことがもたらす数字に表せない効果と数々の変化があることを報告しました。
最後に原院長より、医師会の病院としてこれらの取組みを1つの事業所の取組みとして終わらせるのではなく、行政等との協力により「優しさを街へ」、つまりユマニチュードを地域展開することが大きなミッションであるというメッセージを発信しました。
ふくしま医療機器開発支援センターの皆さんを始め、多くの方々にご協力を賜り、盛会に終われましたことに感謝申し上げます。
(本事業は、平成29年度 郡山市医療介護病院 開院11周年事業として開催しました。)
※ HUMANITUDEおよびユマニチュードの名称およびそのロゴは、日本国およびその他の国における仏国SAS Humanitude社の商標または登録商標です。